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あれから21年か…
520人の尊い命を奪ったあの事故から21年が過ぎましたね。
昨年は20年という節目の年だったのですが、今年はあまり
大きく取り上げられずに8月12日という日が過ぎたような気がします。





僕はこの事故を、アメリカ・ウィスコンシン州で聞きました。
この年の夏休みに約1ヶ月のホームステイをしていたのです。
当時12歳、中学校一年生でした。

ホストファミリーと一緒にテレビを見ていると、なんだか日本地図が
画面にでてきてニュースが流れたんですね。
よくわからないなぁと思っていたらホストが「PLANE CRASHED」と
わかりやすく教えてくれた覚えがあります。

その時は深く考えずにいたんです。でも、日本に帰ってくるとき
成田空港まで迎えに来てくれた母は、僕が搭乗したSEATTLE発の
ユナイテッド航空が無事に着陸したことを聞いて涙したそうです。
アメリカではわからなかったのですが、この事故は本当に大きな事故
だったんだなとそのとき初めて知りました。

なんだか「運命」というか、不思議なものを感じました。
僕はその年に初めて飛行機に搭乗しました。
で、たまたまその便(123便)に自分が搭乗していなかっただけなんですよね。
(いや、大阪に行く用事はなかったんであたりまえですけど)

その後、その事故を起こした航空会社をモデルとした小説も読みました。
それを読むと、もちろんフィクションなんでしょうが、その会社の
姿勢というものが少なくとも僕には見えてきました。

初めて飛行機に乗った夏に起きた大惨事だったので、なんだか
いつも心のどこかに引っかかってて、それから21年が過ぎました。
飛行機が墜落するという恐怖に自分が耐えられるかといつも自問しています。
でも、何ができるわけではないんですね。

事故でなくなった方、そしてご遺族の方に心からお悔やみを申し上げます。

なんだか寝苦しくて…長文失礼しました。
by ma-sa417 | 2006-08-18 00:33 | 日記みたいの